アイデンティティ

アメリカ生活の長いアラサーの日本へ帰国する道のりをつらつらと。

転職先が決まったあああ!

お久しぶりです。

前回の投稿からだいぶ時間が経ってしまいました。

というのも、本当にここしばらくの間バッタバタで・・・

 

 

 

先に申し上げます。

 

 

 

転職先が無事に決まりました! \(^o^)/ワーイワーイ

 

 

 

わたしの場合、転職といっていいのかも謎なんですがとにかく日本での新しいお仕事が見つかりました。

いろんな企業を見てきたし面接も受けてきたけど、最終的にお嫁にもらって頂いた先は金融業界でした(自分的にはすごく意外)。

結構何社も受けてきたけど、金融はここが最初で最後でした。

もちろん自分で求人を見つけて応募した訳ではなく、登録していた転職エージェントの方から「こういうのあるんですけどどうですか?」みたいな感じでご紹介して頂いたのがきっかけでした。

最初は全然ピンとこなかったし、本当にこのエージェントはわたしにいいと思って紹介してきてるのかな?と思うような感じでした。

 

でもその時のわたしは藁をも掴む思い!

少しでも気になる求人であれば積極的に応募していたのでこちらの企業も興味ありますと返信したところ、そこからお話が進んでいきました。それが4月頭の出来事でした。

 

そうです、そうです。

内定を頂けるまでに3ヶ月かかりました。

正直初めての転職、しかもアメリカから日本での仕事探しなのでこれが普通なのかどうかもよくわからない・・・

 

 

選考の流れとしては

 

企業側との面談 → 書類推薦 → 一次面接 → 二次面接 → 最終面接

 

といった感じでした。パッと見普通の流れに見えるかもしれないけど、この間にもちょこちょこ話し合いがあったりで、まあとにかく大変でした。

大変というか、やっぱり距離があるからどうしても時差だったり、お互いの仕事の関係で時間の調整が難しかったり、ゴールデンウィークがあったりでなかなか進捗が見えない時期もすごく長くあって。

エージェントの方が企業側の人事に問い合わせても全く返信がなかったりした時もあって、「あー、やっぱ駄目だったんだな」と落ち込んだりしながらも、とにかくちゃんと返事が来るまで希望は捨てないでいたり。

そして大きい企業なので通す人物が重役すぎて日程確認やらスケジュール確保やらも大変そうでした。そこにわたし自身とのスケジュールの兼ね合いもかかってくるから尚更で。

 

もう転職というワードやそれにまつわる単語はしばらくの間お腹いっぱいで受け付けそうにない\(^o^)/

思い返せば本格的に仕事を探し出し、スカイプ面接などを始めたのは2018年10月。

履歴書、職務経歴書、面接、面談、日程調整、スカイプ・・・あああ、ようやく終わって本当に一安心。

このままどこにも拾ってもらえないかもと不安に思う日も多々あったけど、神様はわたしを見捨てないでいてくれた!

頑張れば必ず何かには繋がるということを身をもって証明できた9ヶ月間でした。

 

決して簡単ではなかったし、費用もそれなりにかかりました。

やはりどの企業も面接は対面を希望します。

一次、二次はだいたいみんなオンラインで大丈夫ですとスカイプだったり他のオンラインツールを使用して面接をしてくれるんだけど、やはりステップが次へ次へと進んでいくうちに最終的には対面でと必ず言われてしまうし、そこは避けては通れない道だったのでここが非常にわたしの頭を悩ませた。

企業側が渡航費出してくれる訳でもないし、じゃあ行って面接受けたからって100%受かるって訳でもないんです。

これが理由で通らなかった企業もあるし、自分から辞退した企業もあります。

そもそも30になって「日本での職務経験」というものがゼロなわたしを受け入れてくれる企業が少ない。

 

英語ができる人材を求めてるとか

グローバル展開を積極的に進めていますとか

社内公用語は英語ですとか

未経験歓迎!とか

求人にはそういう謳い文句みたいなのをつらつらと並べるくせに、ふたを開けるとやっぱり日本は英語に関してかなり消極的。

こういう求人を見て、「あ、自分は英語にちょっと自信がないから無理だな・・・」と諦めなくてもとりあえず応募してみて全然いいと思う。

だって英語ができる人を求めているとか、TOEIC800点以上とか言うけど、実際なかなかいないし、企業側も簡単なメールが読めたり作成できるレベルであれば英語はさほど重要視していないところが多かったから大丈夫。というかそんなに使わないと言い放つ企業の方が圧倒的に多かった(^_^;)

 

わたしの場合は売りが英語くらいしかなかったから余計大変だったし、こっちは必要書類全部出してバックグラウンドも面接前には知っているはずなのにいざ面接ですってなると

 

「うーん・・・でも日本での就業経験ないんですよね?」とかなりの確率で言われました。

 

そうなんです。

英語云々よりも、日本での経験。

 

 

もしもーし?

 

わたしの履歴書見ましたよね?そんなの最初から分かってましたよねー!?\(^o^)/

 

 

日本での就業経験ってそんなに大事なんですか?

じゃあ日本で社会人経験があって、英語ペラペラにできて、日本語ももちろん得意な純日本人で、なおかつ海外経験豊富で知識も豊富な人を見つけてそこまで高くもない年収でぜひ喜んで!と言ってくれる人を採用したらどうですか\(^o^)/

 

と言ってやりたかった。

 

 

でも今回内定を頂いた企業は唯一わたしの置かれている状況を理解し、その上で選考プロセスを変えられないかと模索してくれたり(こちらの企業も最終面接は対面じゃないといけないというのが前提だったので)、日本での就業経験の有無は気にしていないとはっきりと仰ってくれたり、とにかく自分たちにできることは出来る限りサポートいたしますと始めの段階から言ってくれていて、とても好感が持てました。

そしてそれは本当に口だけじゃなくすべての行動に表れていて、「働くならこういう人たちと一緒に働きたい」と素直に思えた企業でした。

 

 

わたしに金融業界の経験はないです。

業種はもちろん、募集されていた職種も未経験。

職種に関してはそれ自体が少し特殊なので未経験でもキャッチアップの意欲がある人であれば企業側も積極的に採用はしていたみたいですが、そうは言っても全くの未経験はさすがにどうなの?それも20代なら兎も角、30歳。

でも現場の部長がわたしと面接した後に「自分が育てていくから」と言ってくださり選考が進んだようです、素晴らしいご評価ですとエージェントの方に伝えられ、今まで他の企業で面接を受けても褒めてもらったことってなかったなと改めて気付いたんです。

 

 

就活や転職活動ってなんとなく孤独な闘いをイメージしてたし、実際やってみてそうだった。

 

エージェントもいろんなところに登録したから、いいと思った求人にはエージェント会社関係なく応募してたけど本当の意味で最初から最後まで二人三脚で頑張ってくれたのは内定をもらった企業を紹介してくれたこの転職エージェントのみだったような気がする。

ちなみにこの転職エージェントは今回の企業だけじゃなくお見送りになった企業もあるけど担当してくれたエージェントの方達ははみんな本当に丁寧で真剣に最初から最後までわたしのために頑張ってくれました。

孤独な闘いばかりだったわたしに唯一手を差し伸べてくれて、孤独じゃないよと教えてくれたのはこの方達でした。

なのでこれから転職を考えている人はエージェント選びもとっても重要なので間違えないでくださいね。

ひどいところは書類提出して、選考結果が出たらお知らせしますのメールで終了してたり。

進捗報告もないので、こちらから問い合わせすると忘れていたことを必死でごまかしながら明日企業側に訪問に行く予定なのでその時に確認してきますと言いつつ翌日にはそのことも忘れていたり。担当者が悪かっただけなのかもと思ったりしたけど、この会社は誰が担当でも扱いがとにかく雑でひどかったです。

 

 

長々と書いてしまいましたが、とにかく仕事が決まっていろいろなことが猛スピードで動き出してバッタバタでした。

また詳しいことは追ってご報告できたらなと思います!